ライター/光井 祐子
廿日市市の宮園市民センター隣にある「宮園中央公園」は、近隣に住む未就園児親子の遊び場として利用しやすい公園です。同じ地域には、400メートルトラックやサイクルロードのある「宮園公園」が大きな公園として広く認知されていますが、今回は保護者の目の届く範囲で子どもを遊ばせることのできる宮園中央公園に行ってきました。
ぶら下がって体を揺らす珍しい遊具も
公園内の複合遊具には滑り台が1つ備わっています。未就園児にちょうどいいサイズで、1人で階段を上がりすぐに滑り台にたどり着くシンプルな造りです。1歳後半の子どもでも、大人の見守りがあれば上り下りができる段差があります。
ブランコのように体全体を揺らして遊べる、あまり見かけない遊具が付いています。身長120㎝くらいになれば、子どもが自分でジャンプして持ち手を掴み、自分の力で遊具を扱うことができます。滑り台やほかの遊び場より、この珍しい遊具にチャレンジすることに一番時間をかけていました。
うんていは、端にあるはしごを登らなければ、子どもが自分の力でぶらさがることができないほど高さがあります。身長が140㎝を越えてくると、はしごを使わず遊べるようになりそうだと感じました。
公園には砂場もあります。泥遊びができる公園も減ってきているので、きれいに整備されている砂場は貴重です。砂場の奥にはクマのオブジェがあり、3つのスプリング遊具と同じように子どもが乗って楽しめます。
ベンチや東屋も。休憩しながら遊んで
公園内に水路がありますが、柵があるため水遊びはできません。水路に囲われるようにベンチが配置され、子どもたちが遊ぶところから少し離れてのんびり過ごせそう。
東屋も3ヶ所あり木陰も多く、強い日差しを遮って休憩できる場所が多いのはうれしいですね。
複合遊具のサイズも公園の広さも、未就園児を遊ばせるのにちょうどいいと感じた宮園中央公園。宮園市民センターの隣なので幼児教室に参加したあとなど、ぜひ親子で訪れてゆっくり過ごしてみてくださいね。
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