ライター/光井 祐子
2023(令和5)年3月、廿日市市大野に「フジタスクエアまるくる大野」がオープン!地元の人が集う市民センターや体育館、図書館が新しく建て替えられ、そこに大野子育て支援センターが移転しました。
放課後児童クラブや一時預かりなど子育て支援の機能が充実。特に、大野子育て支援センターの室内に大型遊具が設置されていることが子育て世代にとって魅力的です。
1階の大野子育て支援センター受付で登録して利用カードを作成。子どもの名前を書いたテープを衣類に貼って入室します。
室内にある大型遊具に驚き!天気に左右されないプレイルーム
プレイルームに入室すると、ねんね期の赤ちゃんを寝かせられるマットや、歩き始めの子どもが遊べる小さな滑り台を置いたエリアがあります。そのエリアの向かい側には、歩くのに慣れてきた1歳児が面白がって上り下りする人工芝の丘やネット遊具が備わっています。
部屋の中央あたりには1歳児でも滑りたくなる短めの滑り台、さらにその奥にははしご型の階段を自力で登れるようになる4歳前後の幼児から楽しめそうな滑り台があります。
複合遊具は一筋縄ではいかない、全身を使ってクリアしていくアスレチック型。屋外の複合遊具のような階段がなく、ロープやボルダリング、はしごやのぼり棒を使って登ります。子どもが自分で考えながら冒険するように遊べるうえ、さまざまな動きで運動能力を高められる複合遊具に魅力を感じました。
中庭でも遊ぶことができます。ジープジュニアというペダルゴーカートやゆりかごスウィングに乗ったり、日光浴をしながらお散歩したりするのも心地良いです。新幹線が見える場所なので、走行音が聞こえてくると子どもたちが動くのを止めて注目するそうです。
※プレイルームは0歳児~就学前の親子が対象(小学生は要相談)。利用には予約が必要で、二週間前から受け付けています。
木製おもちゃがたくさん!一日中過ごせる親子交流コーナー
プレイルームと別の場所にある親子交流コーナーには木製のおもちゃがそろい、ままごとをしたり、木製レールをつなげて電車を転がしたり、つみき遊びなどが楽しめます。木のトンネルや滑り台もあり、未就園児が全身運動できます。風船がたくさん置かれたマットでは、1歳児もはしゃぎながら動き回っていました。プレイルームとは、いつでも行き来ができるようになっています。
子ども用のテーブルと椅子が設置されていて、水分補給はもちろん、持参したお弁当をいつでもこの場所で食べることができるそう。保護者にとっては、違う場所に行かなくて済むので便利です。
※親子交流センターは0歳児~就学前の親子が対象(小学生は要相談)。開館時間中ならいつでも利用可能です。
親子交流コーナーの出入口すぐの扉から大野図書館の「おはなしのへや」に入ることができます。大野子育て支援センターから出る必要がなく、遊びの途中でもすぐ移動して絵本を読める環境なのもうれしいポイントです。
予約をすれば、廿日市市民でなくても利用することができるそうです。ぜひ「フジタスクエアまるくる大野」の多様な機能を楽しみにお出掛けしてみてくださいね。
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