廿日市市上平良の高台に1月、イタリアンの「capriccioso cuoco（カプリチョーゾ クオーコ）」がオープンしました。採れたての自家製野菜を使った前菜、新鮮な素材にこだわるシェフのパスタ、手作りパンがセットのランチメニューを展開。テーブル席は店内だけでなく店先にもあり、2階には見晴らしのいいテラス席も。日常の喧騒から離れてゆっくり過ごせるお店です。

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自家製野菜が新鮮！旬を味わう前菜＆パスタ

ランチメニューの「本日のパスタ」は、トマトソース、クリームソース、オイルベース（アーリオオーリオ）の中から選びます。各ソースと合わせる野菜や肉・魚などは時期によって変化。食材は店内のホワイトボードに書いてあります。前菜盛り合わせとパンが付いて1700円です。

取材時のオイルベースパスタの食材は、スズキとスティックセニョール（茎ブロッコリー）。ボリュームのあるスズキの身はホロホロとして柔らか。程よく歯ごたえを感じるスティックセニョールとニンニクの香りが鼻を抜けていきます。ブラックオリーブの香草パン粉が香ばしいアクセントになった春らしい一品。

アルデンテのパスタは、「おしゃべりに夢中の女性客たちが、時間をかけてもおいしく食べられるように」と、藤井泰彰オーナーシェフのこだわりです。

ランチメニューにプラス400円で、デザート盛り合わせをセットにできます。3種類の手作りスイーツと季節のフルーツが合わさった鮮やかなプレート。いろいろな味を楽しめて、自然と笑みがこぼれます。

ランチメニューのほかに、「贅沢うにのクリームパスタ」（2300円、数量限定）と「特製こだわりミートパスタ」（1800円）もあります。藤井オーナーシェフは「『贅沢うにのクリームパスタ』はウニ特有の生臭さが軽減されて食べやすく、自家栽培の原木シイタケの旨みがたっぷり。『特製こだわりミートパスタ』は赤ワインを効かせた牛ひき肉が粗挽きなので食べ応えを感じる」と勧めます。ドリンクやデザートの単品もあります。

手作りのログハウスが心落ち着く。見晴らしもGOOD

capriccioso cuocoは、藤井オーナーシェフの父親が30年ほど前に建てたというログハウスを改装。絵本に出てきそうな温かみを感じる外観です。

店内には、藤井オーナーシェフの両親手製のステンドグラスや絵画も飾っています。2階は、10人前後の団体にも対応できる長テーブルや、マットを敷いたキッズスペースを設置。ママ友とのランチ会で親睦を深めたり、親族で集まったりするときに利用できそうです。

店入り口のウッドデッキにもテーブルと椅子を設置。外での飲食はペット同伴が可能です。

お店の前には、藤井オーナーシェフの父親が手作りした遊び場も。普段は、近隣の幼稚園児を招き畑で食育活動したときに遊ばせているそう。園児がいないときは、来店客の子どもも利用できるそうです。

「のんびり過ごせる店に」

20年以上、イタリアン一筋で修行してきたという藤井オーナーシェフ。「日本食みたいにあまり手を加えず素材の良さを生かすところがおもしろいから続けてきた」と、イタリアンへ愛情を注ぎます。

自家製野菜の鮮度の高さ、季節の食材を味わえるcapriccioso cuoco。「お客様がのんびり過ごせるお店にしていきたい」と、笑顔で来店を待っています。

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店名	capriccioso cuoco（カプリチョーゾ クオーコ）
住所	廿日市市上平良1797−1（Googleマップ）
電話	050-1410-2267
営業 時間	11:00〜14:30（LO 14:00）
定休日	火曜日、水曜日
駐車場	あり
SNS	インスタグラム ※最新情報はこちらから

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