ヌマジ交通ミュージアム(広島市安佐南区長楽寺)が2月19日(日)、「ビークルシアター 鉄道記録映画特集」を開催します。昭和20年代後半から昭和50年代に撮影されたドキュメンタリー映像3作品で、列車を動かすために働く人々や当時の旅客の様子など流れるそう。企画した田辺あらし主任学芸員は「大人向けの作品で、上映は数年ぶり。ぜひ見にきて」と、来館を呼び掛けています。
作品名と上映時間は下記の通り。
作品名 | 上映時間 |
はやぶさの旅路 | ①10:30〜10:50 ②13:30〜13:50 |
つばめを動かす人たち | ①11:00〜11:25 ②14:00〜14:25 |
雪の行路 | ①11:35〜12:00 ②14:35〜15:00 |
場所は1階の多目的ホール。各回定員80人で先着順、料金は無料です。
「はやぶさの旅路」は、東京ー西鹿児島(現在の鹿児島中央)間を走る寝台特急「はやぶさ」の車内の様子や乗務員の仕事を記録した作品。鉄道ジャーナル社が1979(昭和54)年〜1980(昭和55)年にかけて取材したものを編集しています。「雪の航路」も1971(昭和46)年に同社が作ったもの。函館本線の小樽から長万部まで、急行「ニセコ」号を牽引して酷寒の峠道に挑むC62形の重連運転を映し、その力闘を残しています。
「つばめを動かす人たち」は、日映科学映画製作所の1954(昭和29)年の作品。当時、東京ー大阪間で最速を誇った特急「つばめ」号の車内外の様子や、運行にかかわる人々を撮影した記録映画です。
ヌマジ交通ミュージアムは、乗り物をテーマにした子ども向けアニメーションなどの上映会を毎月実施する中、大人向けの作品に対する要望も多かったそう。「今回の3作品はなかなか上映機会がない」としています。
イベント名 | ビークルシアター「鉄道記録映画特集」 |
日時 | 2023年2月19日(日) 「はやぶさの旅路」①10:30〜10:50 ②13:30〜13:50 「つばめを動かす人たち」①11:00〜11:25 ②14:00〜14:25 「雪の行路」①11:35〜12:00 ②14:35〜15:00 |
場所 | ヌマジ交通ミュージアム 1階多目的ホール (Googleマップ) |
定員 | 各回定員80人(先着順) |
料金 | 無料 ※館内の無料エリアで実施するため、観覧料等も不要 |
問合 | ヌマジ交通ミュージアム ☎︎ 082-878-6211 |
※写真は全て提供。
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