全国各地の”映える”スイーツを取り扱う無人販売所「24(トゥエンティフォー)」が1月21日、広島市佐伯区五日市中央のコイン通り近くにオープンしました。インスタグラムやテレビなどで話題になったケーキやお団子、アイスクリームなどを冷凍で販売。気になっていた商品を遠出しなくても購入できるかも⁉︎24時間営業なので、食べたくなったときいつでも食べられます。
全国各地の話題のスイーツがそろう
店内には、”映え”必至な鮮やかなデコレーションが目を引くスイーツばかり、常時40〜50種類をラインナップ(2月時点)。ロールアイス専門店「マンハッタン」から取り寄せたロールアイスは生クリームやクッキーなどと盛り付けられ、まるでケーキのよう。某テレビ番組で紹介され話題沸騰中というクレープ、フルーツたっぷりのエクレア、高級チーズケーキなど、多彩なスイーツに目移りしてしまいます。
「24」のオープンは、山田滉規代表のスイーツ巡りが好きなお母さまがきっかけ。SNSで知ったおいしそうなデザートを求めて出掛けるも、遠方だと帰宅後に疲れてしまっていたそう。そんなお母さまのために、各地のスイーツを集め、楽しむことのできる「24」を立ち上げました。
無人店舗なので、支払いは電子決済、またはお釣り無しの現金払いのみ。商品を選んだら、店舗奥に設置されたタブレットを操作してお金を払います。現金は「料金箱」と表記された木箱に投入する仕組みです。
自分好みの解凍具合で食べよう
山田代表のおすすめは、徳島県のスイーツ専門店「纏-matoi-」のショートケーキ缶(いちご)、福井県の「フランダースフリッツ」のみたらし団子瓶、大阪発祥の新感覚スイーツとして話題の「OMUSUBI Cake(ちいず)」。全て冷凍品なので、好みの解凍具合にして食べます。
「纏-matoi-」のショートケーキ缶は、350mlドリンクと同じ形状の缶にショートケーキが入っているという見た目が楽しいスイーツ。クリームはミルクをしっかり感じられ、スポンジは解凍後でもパサパサしていません。しっかり解凍してからでも、半解凍でアイスクリームのような感覚でも、自分好みで味わって。缶の底まで届く長めのスプーンで食べるのがおすすめです。
クリームに隠れている串を引っ張って団子を瓶から取り出すとき、クリームがからまる仕組みのみたらし団子瓶。山田代表は「甘いクリームと砂糖醤油の甘辛いたれが、思った以上に相性が良い」と絶賛します。団子一つひとつが500円玉大の大きさで食べごたえあり。購入後は、冷蔵庫で四時間を目安に様子を見ながら解凍します。
おにぎりと思いきや、実はケーキの「OMUSUBI Cake」。クリームを挟んだスポンジの上に、まるで海苔のように巻かれたクレープのおかげで手が汚れにくいので、出先でも食べやすいスイーツです。手土産にすると、場が盛り上がりそうですね。
無人店舗だからこそ。ゆっくり買い物
「24」は今後、広島市内の他の場所への出店も控えています。店舗を増やすことで仕入れ値を落とし、来店客が購入しやすい適正価格を見極めていくそうです。また、新商品を随時追加し「毎月訪れても新鮮さを感じられるお店にしていきたい」とのこと。山田代表は「店員がいないので、お客様同士で会話しながらゆっくり買い物できると思う。楽しく買って、楽しく食べてほしい」と、来店を呼び掛けています。
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