来年5月に広島で開催される「G7広島サミット」に向け12月15日、廿日市市の宮島口旅客ターミナルに懸垂幕と横断幕が登場しました。廿日市市が一般社団法人はつかいち観光協会と連携し、宮島や宮島口を訪れた観光客や地元住民にサミットの周知と機運醸成を図る目的で設置。ターミナル2階のはつかいち・みやじま情報センターには、サミットを紹介するパネルも展示しました。
懸垂幕は、はつかいち・みやじま情報センターのガラス窓に掲出。切符売り場に向かう人々の目につきやすい場所にあります。縦3m、横1.07mの幕を2枚使って、「G7広島サミット 2023.5.19(金)〜21(日)開催」と大きく表示。広島サミット県民会議のロゴ、原爆ドームとその横を流れる元安川の写真が掲載され、「「オール広島」でサミットの成功を目指します」とアピールしています。
横断幕は、お土産販売店・はつこいマーケットの上の多目的スペースに取り付け。縦0.8m、横3.68mのサイズで、懸垂幕と同じ内容で、行き交う人に「G7広島サミット」をPRします。
はつかいち・みやじま情報センターの中では、B2サイズのパネル7枚でG7サミットを紹介。「G7サミットって何?」「参加するのはどんな国?」「サミットに関するさまざまな会議」などの項目があり、子どもにも分かりやすく説明しています。
一般社団法人はつかいち観光協会の塩田ひとし会長は「これから初詣、桜の季節、GWがあり、観光客や廿日市市民が宮島や宮島口を訪れる機会が増える。懸垂幕や横断幕がG7広島サミットの機運醸成になることを願う。また、宮島はサミットのアフターコンベンションにふさわしい観光地なので、サミット参加者にぜひ来てほしい」と、期待を寄せていました。
廿日市市のG7広島サミット推進室の河村祥江室長は「大規模で国際的な会議が広島で開催されることをチャンスと捉えて、観光地・宮島をもう一つ上のステージに引き上げていきたい」と話していました。
施設名 | 宮島口旅客ターミナル |
場所 | 廿日市市宮島口1丁目11-1(Googleマップ) |
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