ライター/光井 祐子
JR山陽本線や可部線、広島電鉄㈱の路面電車と路線バスが集結する広島市西区の横川駅。南口改札側の昭和レトロな雰囲気に包まれる横川商店街を旧太田川(本川)方面へ5分歩くと、静かな町の憩いの場「横川第二公園」に到着します。
よじ登ったり滑ったり。全身を使って遊べる
園内には昔懐かしい飛行機の形をした複合遊具があります。羽の部分はうんてい、機体部分は3列の椅子になっていて座ることができ、滑り台は見た目以上に急な角度。幼い子どもが遊ぶには少し難しそうで、小学生向きかなと思います。
飛行機の遊具の横にあるのは、2つの滑り台のある複合遊具。飛行機の遊具よりも高さがあり、こちらも小学生以上が楽しむ遊具という印象です。
ジャングルジムの前にはカバとゾウの石のオブジェがあります。このオブジェには未就園児も興味津々で、自分で座ろうとしたり口の中に入ろうとしてみたり、思うがままに遊んでいました。
隣り合わせのブランコと鉄棒。徐々に古い鉄棒が撤去されていくなか、鉄棒好きの子どもはずっと遊びたがるので、こちらには残されていてありがたい気持ちになります。
これまで見たことのない遊具も発見!突起に手足をかけてクライミングを楽しんだり、よじ登る力のない子どもはトンネルをくぐるように遊んだり。子どもの想像力を生かして、さまざまな楽しみ方ができそうです。
最後に紹介する遊具は砂場です。園内には高い木が何本も植えられているので木陰もたくさん!砂場遊びに夢中になっても、暑さを和らげてくれるのでうれしいですね。
きれいに整えられた花壇が癒しスポット
休憩できるベンチも素敵なのです!遊具の近い場所にあるベンチは、植物で覆われた屋根になっていて夏でも涼しく過ごせます。
花壇に囲まれるように設置されたテーブルベンチは、ひそかな癒しスポットになっています。
奥の花壇には「花時計 園芸横川」という文字が植物で作られています。きれいに整えられている花壇を見て、心が落ち着いていきました。園内には集会施設・横川会館があるので、きっと自治会の人たちによってきれいな公園が保たれているのでしょうね。
昭和レトロ感を味わう町歩きは、いつものお散歩とは違う楽しさがありました!公共交通機関を使って横川町を訪れる際、子どもと遊ぶ場所の選択肢の1つになればいいなと思います。
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