ライター/光井 祐子
廿日市市から国道2号線を通って約30分で到着する安芸郡海田町には、「つどいの広場」と名付けられた、未就学児とその保護者が過ごすオープンスペースが3ヶ所あります。その中でも、保育士に加えて保健師も常駐しているのが「ひまわりプラザ」。海田町民以外も遊びに行ける場所なので、「真夏の公園巡りは暑くて辛い!」という人のお出かけ場所におすすめです。
ひまわりプラザに入ると、開放的な吹き抜けのロビーが。誰でも使用可能なテーブルと椅子があり、使用許可申請書を窓口に提出すれば本を読んだり勉強したり、さまざまな用途で使用できるそうです。ベビーベッドや子ども用の椅子が用意されているので、子どもと過ごしやすい配慮を感じるのもうれしいポイント!
ロビーの奥には図書室があります。図書の本も、海田町民以外の人でも図書利用カードを申請すれば2週間借りることができます。オープンスペースと同じ場所に図書室があるのは、絵本好きの子どもがいる家庭には便利です。
階段もしくはエレベーターで2階へ上がるとオープンスペース「つどいの広場」の出入口に到着。1階ロビーから見た吹き抜けの部分は、オープンスペースにつながっていました。吹き抜け部分の周りに未就園児が遊べる室内遊具やおもちゃがたくさん設置されています。
靴を脱いで入ると、滑り台とトランポリンがそれぞれ2台設置されていました。走り回る子どもがいても人が少なければ気兼ねなく遊ばせることができそうな広い空間です。
出入口から見て右側には、おむつ替えができるベビーベッドとトイレが。その横には、ボールプールや転んでも衝撃が少ないパズル型マットが敷かれたエリアがありました。ボールプールが用意されているオープンスペースは珍しいような気がします。
つどいの広場の奥に進んでいくと、ままごとができる広いスペースがありました。家の形のプレイハウスもあり、子ども楽しそうにごっこ遊びをする光景が浮かびます。
つどいの広場の最も奥の方には、オレンジ色の扉で仕切られた部屋があります。動き始めたばかりの0歳児から1歳頃までの子どもが安全に遊べるように、2〜3歳児がメインで遊ぶスペースと区切られているようです。この部屋の中に授乳室がありました。
0~1歳児の部屋とたくさん動き回る子どもが遊べる部屋のどちらのスペースも、とても広々としているので安心してのんびりと子どもと向き合うことができます。海田町民以外の人も気軽に行くことができるので、近くを通ることがあればぜひ遊びに行ってみてくださいね。
ひまわりプラザ |
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場所 |
安芸郡海田町南つくも町11番16号(Googleマップ) |
開館時間 |
9:00~21:30 |
オープンスペース利用時間 |
10:00~12:00、12:30~16:00 |
電話 |
082-824-1225 |
休館日 | 日曜日、祝日、年末年始 |
トイレ | あり |
駐車場 | あり |
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