住宅情報のリクルートは「住んでいる街に住み続けたいか」というSUUMO住民実感調査を実施しました。継続居住意向に関する実態調査で広島県民を対象にしたのは初めてです。
調査は20歳以上を対象にしたインターネットによるアンケート形式で、交通、商業施設、自治体サービス、子育て・教育、地域の将来性など10のカテゴリーの魅力項目について設問し、1次の17,158人、2次の4,876人の回答結果を集計しました。
[住み続けたい自治体ランキング トップ10]
住み続けたい自治体1位は「安芸郡府中町」。世界企業マツダの本社所在地でもあり、子育てや介護など住民サービスが高い評価を得ているほか、自宅から小学校までの距離1km以内率が県内1位と住民から高い評価を得ました。
[街に賑わいのある自治体ランキング トップ10]
1位から3位は「住み続けたい自治体」と同じ顔ぶれです。4位の「安芸郡海田町」は四季折々の地域の祭りがあることや毎月フリーマーケットが開催されるなど、地域イベントが浸透していることが評価されています。9位の「尾道市」は映画や猫の町としても人気の観光地。住宅・就職・創業支援など移住支援にも力を入れています。
[魅力的な働く場や企業がある自治体ランキング トップ10]
こちらも「住み続けたい自治体」と同様に、府中町、南区、中区がベスト3となりました。9位の「大竹市」は沿岸部に化学工業や製紙業の大規模工場が集積し、コンビナートの工場夜景〝工場萌え〟は多くのファンを集めています。山間地域では江戸時代初期に始まった「手すき和紙」の伝統産業に触れることもできます。
[子育てが充実している 駅ランキング トップ10]
広島市以外で唯一ランクインしたのが東広島市の「西高屋」。教育環境が充実している、地域に顔見知りや知り合いができやすいという点が住民から評価されています。近畿大学工学部、近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校、広島県立広島中学校・高等学校があり、JR西高屋駅は混雑を避けるため、学生用と一般用の2つの改札口を設けているほどです。
あなたが住んでいる町はランクインしていましたか?西広島タイムスWEBでは、今後も広島県内の街のランキングを発信していきます。ご期待ください。
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