30歳以下の若手音楽家が出場する「第24回さくらぴあ新人コンクール」が5月29日、はつかいち文化ホールウッドワンさくらぴあで開催されました。県内外から予選を通過した20人がそれぞれ、ピアノ、バイオリン、声楽などを披露。1位の「さくらぴあ大賞」に、バイオリニストの池田聖香さん（25、沖縄県）が輝きました。

さくらぴあ新人コンクールは、廿日市市芸術文化振興事業団が勢いのある音楽家の育成を図るとともに、音楽文化の発展への寄与を目的に主催。コロナ禍により提出された動画での審査が続いていましたが、今年は3年ぶりに出場者と審査員が会場にそろいました。

主催事業団の田中仁さんによると、今年は審査員が判断に時間を要するほどの熱演者ばかりだったそう。「誰が選ばれてもおかしくない、紙一重の差でした。約200人のお客様も、3年ぶりに生の演奏や歌声を楽しんでいました」と、会場で開くことができ胸をなで下ろしていました。

10月2日（日）には、上位入賞者3人が出場するコンサートを企画中だそう。未来の音楽界を背負うかもしれない新進気鋭の演奏者や歌手の腕前を、もう一度楽しむことができそうです。

問合	はつかいち文化ホールウッドワンさくらぴあ ☎︎ 0829-20-0111

※当サイトの掲載内容は、取材または公開したときの情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。