豆苗やブロッコリースーパースプラウトなど生産する㈱村上農園(広島市佐伯区)が、サンフレッチェ広島レジーナとチームパートナーシップを締結しました。5月23日に村上農園本社で開かれた贈呈式では、ロゴ入りトレーニングウェアをお披露目。サンフレッチェ広島レジーナの近賀ゆかり選手は「サポートしていただき身が引き締まる思い」と感謝しました。
式には、サンフレッチェ広島の仙田信吾代表取締役社長、森崎浩司アンバサダー、森崎和幸クラブリレーションズマネージャーも同席しました。
モヤシ以外の発芽食品で全国50%のシェアを誇る村上農園。今回、看板商品の一つの「ブロッコリースーパースプラウト」を、サンフレッチェ広島レジーナのトップチームとアカデミーに年間で提供します。男子チームのサンフレッチェ広島と同様に、選手たちの日々のコンディショニングを食事面からサポートし、チームの活躍を期待します。
村上社長は「弊社は創業者が女性であり、若い芽を育てる会社であることからレジーナを支援させていただくことになりました。スポーツの力を通して広島を活性化していくことに少しでもお役に立てればうれしい」とあいさつ。サンフレッチェ広島の仙田社長は「広島発祥で全国で展開している村上農園様にサポートいただき、大きな励ましになる。レジーナは一層飛躍してまいります」と、感謝の思いを伝えました。
サンフレッチェ広島レジーナは前日の22日に初シーズンを6位で終えています。
贈呈式後、村上社長が近賀選手に社内を案内しました。村上農園は、村上社長の祖母が1939(昭和14)年に創業。紅だての生産から始まり、戦争を乗り越えたあとも試行錯誤しながら毎日継続して出荷できる発芽野菜を作ってきました。ピンチをチャンスに変える、世の中にないものを広げていくということを積み重ねてきた歴史を紹介し、村上社長は「地道な努力を続けていくことが、将来的な成果を生み出す」と、近賀選手に伝えていました。
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