赤々と成る夏イチゴ
廿日市市吉和の農園「吉和ラフレーズ」で、夏イチゴが赤々と色付き始めています。標高600mを超える吉和地域の気候を生かし、夏季のイチゴを栽培。他の季節の品種も取り扱い、一年中味わえるよう計画しているそうです。GW前からの本格的に販売が開始できるよう準備を着々と進めています。
直売やスムージーも
吉和ラフレーズでは、農園でイチゴの直売だけでなく果実を使ったスムージーやスカッシュなどの加工品の販売も計画中。GW前後には、キッチンカーで各地域のイベントに本格的に出店する予定で、SNSやホームページで周知していくそうです。
取り扱うイチゴの品種は3種。夏秋シーズンは、芳醇な香りとバランスの取れた甘みと酸味が特徴の「信大BS8-9(商品名:冠苺)」、程よい酸味がケーキなどの甘味に合うという「すずあかね」。冬春は、比較的に大粒で糖度が高めの「ゆめのか」を栽培。現在の株数は約3000株で、さらに2000株〜4000株増やす予定です。規模拡大に伴い、管理が難しいといわれる土坑栽培に挑戦。冠山の水と寒暖差の大きな気候に加え、土壌で育てることでより美味しいイチゴの育成に向け、力を入れています。規模拡大後には、一日数組限定のイチゴ狩りも検討するそうです。
「吉和の魅力の一助に」新企業が立ち上げ
運営会社は、2021年11月に立ち上がったアグリミライ株式会社(廿日市市吉和、栗田直樹大代表取締役)。栗田代表は、地域の魅力向上やにぎわいにつなげたいと意気込みます。「吉和の暮らしは、季節によって厳しい面もあるが日本本来の色濃い四季を感じることができる。避暑地やドライブコース、レジャースポットもあり、一日中遊べる場所でもある。「食」の面でも米や野菜の生産もあり魅力がある。吉和のイチゴを地域盛り上げの一助にしていきたい」と話しています。
吉和ラフレーズ |
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住所 |
広島県廿日市市吉和126-1(Googlマップ) |
電話 |
0829-78-2922 |
ホームページ |
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営業時間 |
未定(GW前後から営業開始予定) |
休日 |
未定 |
駐車場 |
有り |