新生児から高齢者まで幅広い世代が利用できる「学研廿日市市多世代サポートセンター」が2022年4月1日、廿日市市地御前で供用開始しました。産前産後サポートセンターや地御前子育て支援センター、地域包括支援センターなど世代に応じた生活相談を受け付ける窓口のほか、収容人数150人で避難所としても機能する多目的ホールを備えます。医療・保健・福祉が連携、協力して、多世代にわたる市民の暮らしを支えます。
妊娠期から支援。子育て施設の充実
産前産後サポートセンター
産前産後サポートセンターは、妊娠中からおおむね産後一年未満までの母親とその家族を対象にサービスを展開します。保健師や助産師が滞在し、妊婦が穏やかな妊娠期を過ごすことのできるようサポートしたり、産後の子育ての相談に乗って支援したり。講座やママカフェの開催で子育て中の人たちの交流の場をつくり、母親が孤独になりがちな時期をサポートして安心で楽しく子育てができるようにすることが目的です。
【2022年5月9日公開】読者ライターの施設体験レポートはこちら↓
産前産後サポートセンター |
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電話番号 |
0829-30-9252 |
開所時間 |
8:30~17:15 |
休日 |
日曜、祝日及び12月29日~1月3日 |
地御前子育て支援センター
廿日市市内に4つ目となる子育て支援センター。絵本やおもちゃがあり0歳から就学前の子どもたちが遊ぶことができます。保育士が常駐し保護者の育児相談を受け付けたり、子育てに関するイベント情報など共有したりして、子育てしやすい環境を整える支援をします。1歳から就学前の子どもを対象に、三十分150円で一時預かりのサービスも。子育て中の保護者の用事や息抜きに利用できそうですね。
地御前子育て支援センター |
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電話番号 |
0829-30-9016 |
開所時間 |
月~金 9:00~16:00 |
休日 |
日曜、祝日及び12月29日~1月3日 |
住み慣れた地域で暮らすための高齢者支援
地域包括支援センターはつかいち西部
介護、健康、福祉、高齢者の人権や財産等の権利を守る権利擁護などさまざま面から総合的に支援する地域包括支援センターです。原則の対象地域は地御前小、阿品台東小、阿品台西小学校区。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるようサポートします。
地域包括支援センターはつかいち西部 |
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電話番号 |
0829-30-9066 |
開所時間 |
8:30~17:15 |
休日 |
土・日曜、祝日及び12月29日~1月3日 |
在宅医療・介護連携相談支援室、廿日市市五師士会事務局
「在宅医療・介護連携相談支援室」は、高齢者が自分らしい生き方、暮らし方を続けるために、担当ケアマネジャー等が、入退院支援、地域リハビリ、在宅看取り、などについて、専門職と相談できるところです。また、在宅医療と介護を包括的に提供する体制づくりを行います。特定非営利活動法人廿日市市五師士会に委託して運営しています。
「廿日市市五師士会事務局」は、保健、医療、福祉に関わる専門職が連携、協働する事務局です。多職種間で情報を共有し、市民の暮らしやすい地域づくりに貢献します。
在宅医療・介護連携相談支援室 |
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電話番号 |
0829-30-9026 |
開所時間 |
8:30~17:15 |
休日 |
土・日曜、祝日及び12月29日~1月3日 |
地域交流の場・多目的ホール
最上階の3階にあるのは、多目的ホール。健康づくり、福祉活動など、市民の交流の場としてさまざまな利用ができます。収容人数は150人。収納式のステージ、可動する間仕切りを備えます。災害時は、緊急避難場所にもなります。
学研ホール(多目的ホール) |
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電話番号 |
0829-30-9151 |
開所時間 |
月~金 13:00~21:30 |
休日 |
12月28日~1月3日 |
官民一体型の医療拠点施設として
廿日市市の地域医療拠点としてスタートした学研廿日市市多世代サポートセンター。官民一体型の施設で、3階建て公共施設棟に9階建ての民間施設棟が併設します。民間施設棟はすでにオープン済みのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、学習塾、コンビニ、薬局があり、4月1日から保育園が開園。医療モールや、公共施設棟内には金融機関(共にオープン日未定)も入る予定です。
建物構造は、公共施設棟、民間施設棟共に鉄筋コンクリート造。延べ床面積は、公共施設棟が約1,698㎡、民間施設棟が約4,866㎡です。
廿日市市は、㈱学研ココファン(東京都)とネーミングライツパートナー契約を締結。契約期間は2027(令和9)年3月31日までの五年間です。
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