編集部が厳選した、今週末(2022年4月2日・3日)に見頃を迎えるであろう桜スポットを2つご紹介します。満開のサクラを楽しむことができるのは今の季節だけの特権。当日は雨が降らない予報なので、青空に映えるサクラを見られるかもしれません。
樹齢三百年越え。神原のしだれ桜【広島市佐伯区】
広島県の天然記念物に指定されている広島市佐伯区の「神原のしだれ桜」。言わずと知れた、サクラの名スポットです。
3月29日時点で、写真の状況。少し隙間が見られますね。4月2日(土)・3日(日)が、文句なしの満開かもしれません(編集部調べ)。
樹齢は三百年以上と言われ、樹高約10m、胸高幹囲2.42mあります。無数に垂れる枝が花を付け、風にそよぐ姿に癒されます。
サクラの下の菜の花も咲いていて、菜の花の黄色、サクラのピンク色、澄んだ青空のコントラストが春らしくて、とてもきれいです。
神原のしだれ桜 |
|
住所 |
広島市佐伯区五日市町2186(Googleマップ) |
駐車場 |
あり |
注意事項 |
道路の道幅が狭いため、観賞する際は気をつけてください。 |
地元の隠れた名スポット!あじな桜【廿日市市阿品】
阿品川沿いの住宅街を奥に進むと堰堤があり、そのほとりに植えられた2本のサクラが「あじな桜」。3月30日の時点で満開と言えそうです。
樹高・枝の広がりはともに15メートルほど。垂れた枝に付いている花が、降り注ぐシャワーの滴のようできれいですね。
サクラは、現在の阿品台団地の場所にあった地蔵を、1975(昭和50)年の団地造成に伴って移動した際に記念植樹されたそうです。2009(平成21)年には地元有志らによって「あじな桜」と命名され、名を記した柱が設置されました。
閑静な場所で、地元の人たちに大切に守られています。
あじな桜 |
|
住所 |
廿日市市阿品2丁目18−46(Googleマップ) |
駐車場 |
あり |
注意事項 |
現地までの道路の道幅が狭く離合が困難なため、車で通行する際は気をつけてください。 |