WOODONE TALK
〜社員座談会&本音トーク〜
廿日市市に本社を置く木材メーカー・株式会社ウッドワン。1,270人の従業員(2021年3月31日時点)が働き、木の温もりを感じる無垢の住宅建材やキッチンなどを、国内のみならず海外でも作っています。
「木のぬくもりを暮らしの中へ」のキャッチコピーのもと、自社の森で苗木から育てた大切な木々を熟練の技術で丁寧に加工し、多くの暮らしに届けてきました。
長い年月をかけて森が広く育つように、唯一無二の技術がベテランから若手へ丁寧に紡がれてきたウッドワンの社風。
今回、高校卒業後に入社した3人が、“ウッドワンで働くこと”を振り返ります。
入社のきっかけや仕事のやりがい、会社の雰囲気など本音で語り合いました。
平田 守
Mamoru Hirata
本社製造部 K工場 班長
[ 2017年入社 ]
朝川 渉
Ayumu Asakawa
本社製造部 S工場
[ 2019年入社 ]
福山 未来
Miku Fukuyama
本社製造部 K工場
[ 2020年入社 ]
ウッドワンのホームページの採用情報に表示された「挑む。」の文言。
森林の写真の上に重ねられたその文字は、どんな問題を前にしようとも澄み切った空気のように凛とし、1本の木のように真っ直ぐな信念で、諦めず挑み続けるというメッセージを感じます。
そんな会社で働く社員は、なぜたくさんの会社の中からウッドワンを選んだのか。
若手3人の座談会で見えてきた、ウッドワンの「挑む。」とはー。
※今回取材のため、感染対策をした上で特別にマスクを外して撮影しております。
私がウッドワンを選んだ理由
平田: | 廿日市市で育ったので、地元の企業に就職して地元に貢献していきたいという思いがありました。ものづくりが好きだったのもきっかけの一つですね。就職活動のとき、ウッドワンを調べたら自分の希望と合っていたので決めました。 |
朝川: | ずっと就職に悩んでいたとき、ウッドワンの工場見学に行く機会がありました。ニュージーランドで三十年のサイクルで森を育てている会社だと聞いて、「伐採するだけじゃなく木を育てているんだ」と興味が湧いて。さらに、自分たちで育てた木で製品を作っていることも好印象でした。 |
福山: | ひたすら同じ作業をすることが自分に向いていると思って工場勤務の職場を探していましたし、子どものころから木材で遊ぶことが好きでした。地元は東広島なんですが、そこには木材を扱っている工場が無くて。ウッドワンを知って、「毎日木に触れながら仕事するって楽しいだろうな」と思って決めました。 |
若手にもチャンスあり。何でもトライさせてくれる社風
平田: | 入社する前は、「会社」にお堅いイメージがあって、年配の人の意見が強いんだろうと思っていました。でも、ウッドワンは若い人でも意見して主体的に動けたり、仕事ができる人は役職が上がっていったりします。 |
朝川: | やりたいことに挑戦させてくれますよね。ぼくは一年目がずっと梱包の作業で、ほかのことももっとやりたいと思っていたとき、班長が「加工機もやってみるか」と言ってくれて。すぐに「やります!やります!」と返事をしました。 |
平田: | 分かる。ぼくも最初のころずっと梱包作業でした。製品をひたすら梱包して次の工程の人に渡す作業を繰り返していたので、だんだんほかのことをやりたくなって。班長に伝えて別の工程作業をやらせてもらえるようになったときはうれしかったですね。 |
福山: | 入社前、人数の少ない女性は工場では陰で頑張る存在だと思い込んでいました。でも、ウッドワンは男女関係無く、「あれをやりたいです」と言ったら挑戦させてもらえます。私は今、溶接をやっています。「やりたい」と言ったら教えてもらえました。 |
朝川: | 意見しやすい環境の要因に、会社の人たちの仲の良さがある気がします。入社直後は厳しそうな係長や班長を前にとても緊張しましたが、職場を離れると、みんなもう和気あいあいです。上の人たちの印象がガラリと変わりましたね。みんな仲が良いんだなと。 |
風通しが良いから、やりがいも感じやすい
平田: | これまで品番シールを人の手で製品に貼っていたんですが、自動で品番を打つバーコードの機械を設置したことで手作業を減らし効率化しました。提案した業務改善が上手くいったときは、仕事のやりがいを感じましたね。 |
朝川: | 「この時間までに終わらせよう」という一日の生産の流れがあり、計画通りに進んだとき達成感が得られます。作業によっては、業務時間内に終わらないかもしれないというシビアなときもある。続けるか止めるか班長と相談するんですが、「できる!やりましょう」とぼくが提案して、時間内に終わったときは「よっしゃー!」ってなります。 |
福山: | 生産中に、自分の担当している機械の部品が取れたり壊れたりしたとき、それを自分で直せるようになりました。少しずつ仕事を覚えて、自分でできることが増えていると実感できたときはうれしいです。 |
生活に役立つ!?職業病と感じること
平田: | 入社前までは、サイズの単位は「㎝」だったけど、今はどんな時でも「㎜」で言葉が出る。例えば、「140㎝」は「1400㎜」って。一般的ではないので、友だちに「何やこいつ」と笑われますね(笑)。 |
朝川: | ぼくの仕事はクローゼットが担当なので、友だちの家のクローゼットの扉がずれていないかとか気になるようになりましたね。 |
平田: | 会社にあって、家に無い工具を買いたくなる。 |
朝川: | 分かる。あと、入社するまでスパナや六角を使ったことなかったけど、以前、それらを使って友だちの車内のカスタムを手伝ったときは喜ばれましたね。 |
福山: | 私は、作業着の腕にペンを差し込めるポケットがあるんですが、仕事でよくペンを出し入れするので、私服のときも無意識にそこからペンを取ろうとしたり入れようとしてしまいます。 |
平田・朝川: | それはやったことが無いかな(笑) |
責任感が芽生え、これから会社を支える存在に
平田: | 今後の目標は、工程がボタン一つでできるような全自動化です。人の負担やミスを減らして、より良い製品をたくさん作ることができようにしたいと考えています。 |
朝川: |
ぼくの担当しているクローゼット製品の工程は、だんだん全自動化に近づいていますが、あともう少し。ぼくも平田さんと同じで、工程の全自動化を目指して業務改善していきたいですね。 |
福山: |
現場で働く女性の人数が少なく、自分からいろいろと改善できる人はあまりいません。私が実行力を身につけて、女性でも現場で活躍できるようにしたいですね。女性がもっと仕事しやすい環境に変えていきたい。 |
「ウッドワンで共に働くということ」。就活生たちへ
平田: |
入社してすぐは知識が無いのは当たり前。知識をつけるために、分からないことは先輩たちにどんどん質問した方がいいです。社内は、それに答えてくれる人がたくさんいます。 |
朝川: |
確かにその通りです。ぼくは2年目になっても分からないことは何でも先輩に聞いていました。「怒られるから聞きたくない」と思う人もいるかもしれませんが、どんどん質問して大丈夫です。あと、元気がある方がかわいがられますね。 |
福山: |
あいさつとか、基本的な礼儀が身に付いているといいと思います。特別なことをしなくても、基本的なことをしっかりしているだけで、楽しく働くことができますよ。 |
ニュージーランドで広大な森を育てるウッドワンは、森と同じで人も成長し続けることを知っています。
森を育てるには環境を整えきちんとした世話が必要で、それは人を育てることも同じ。
若手3人が入社して感じた「やりたいことに挑戦できる」「分からないことは積極的に質問できる」という社風は、若手を大切に育てようとする先輩社員がいる環境ということです。
「WOODONETEAM」。同僚というより“仲間”。
ウッドワンは、主体的に考え実行する“仲間”とともに成長し続ける会社です。
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株式会社ウッドワン
広島県廿日市市木材港南1番1号(Googleマップ)
TEL: 0829-32-3333(代表)
FAX: 0829-32-6237
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