廿日市市のHIROHAI佐伯総合スポーツ公園で3月19日、「女子硬式野球オープニングゲームin廿日市市」が開催されました。雨天にも関わらず、約750人が新生・女子硬式野球チーム「はつかいちサンブレイズ」の観客を入れた初めての試合を観戦。4月から中四国地域で始まる女子硬式野球リーグでの活躍に期待を寄せていました。
選手の奮闘に観客沸く
当日、サンブレイズは埼玉西武ライオンズ・レディースと対戦。ダブルプレーやタイムリーヒットなどの好プレーや満塁のチャンスには、観客席から歓声が上がり会場が沸く場面も。3-12と敗北するも、奮闘した選手たちに温かい拍手が送られていました。
観戦に来ていた20歳代女性は、後輩が出場していたようで「これからどんどん成長して、頑張ってもらいたい。チームだけでなく女子野球の機運も高まってくれれば。これからも応援し続ける」とエールを送っていました。
敗北するも「実りある試合」、4月開幕「ルビー・リーグ」に焦点
サンブレイズの岩谷里美選手兼監督は、実りある試合だったと言います。「選手一人ひとりの力を量ることができ、課題も見つかった。負けてしまったが初めての試合を選手らが楽しめていたことは大きな収穫」と、4月に開幕する中四国地域の女子硬式野球リーグ「ルビー・リーグ」に目を向けていました。
主催の廿日市市「市民の楽しめる場を」感染対策検証し次回の催しへ
オープニングゲームは、廿日市市と廿日市市教育委員会の主催。事前予約による来場者の管理や観客席の区分けなど、新型コロナウイルス感染症対策を施し開催。廿日市市生涯学習課の新中安幸スポーツ推進担当課長は「催しの中止が相次ぎ市民の楽しみが減っている。今後、さまざまな感染対策を検証し、安心して市民が楽しめる場を提供していきたい」と話しています。
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