Firste(ファステ)メンバーのミチです。
私たちが製作する「はつかいちくらしガイドマップ」は、3月7日(月)から13日(日)までの一週間、山崎本社みんなのあいプラザロビーで初版を配布することとなりました。マップの実物をぜひご覧いただけるとうれしいです。(マップの画像はページの最後にあります)
今回は「はつかいちくらしガイドマップ」廿日市エリア版に記載している遊歩道「阿品プロムナード」をご紹介します。子どもが、安心してお散歩できる場所の選択肢を増やしたい人におすすめです。
川沿いから海沿いへ。その前に・・・
JR阿品駅と広電阿品駅を下車するとすぐに、大型商業施設フジグランナタリーに到着します。
フジグランナタリーから海を目指して南に歩くと、180度オーシャンフロントの散歩道に辿り着きます。フジグランナタリーの南西側、阿品陸橋北詰から南下し海まで続く川が見えるのが目印です。
川ではカモが泳いでいる光景を見ることができました。
本来はこの川から海に向かってお散歩するのですが、ちょっとその前に寄り道を。
川から海とは反対方面を見渡すと、公園が見えます。
ここは「田尻公園」と言って、未就園児が遊ぶのにちょうど良い低めの滑り台があり、ブランコや砂場、飛行機の形をした滑り台付きの遊具も設置されています。
お散歩だけでは物足りないという子どもが一緒でも、田尻公園に立ち寄ればじっくり遊ぶことができます。
開放感が最高!大人も子どももリフレッシュ
田尻公園を出て、阿品プロムナードのスタート地点へ。阿品プロムナードのスタートからゴールまで「700m」と地面に書かれていました。
海に向かって歩いていくと、宮島、江田島、似島などが見える開放的な散歩道が広がっています!
堤防の上は立ち入り禁止ですが、柵から海を眺めながらのんびりとリフレッシュできる場所も確保されています。
阿品プロムナードの中間地点には「マリオ ディマーレ」というイタリア料理店があるので、ランチタイムやティータイムに休憩するのも良いですね。
海沿いを真っ直ぐ西から東へ向かって歩き、突き当たりを左に曲がると阿品プロムナードのゴール地点が見えます。
ここで終わりかと思いきや、東方面に芝生の広場が見えたので行ってみることに。
実は知る人ぞ知る名所でした
芝生の広場は「おあがり場公園」という名前で、ベンチに座って海を眺め、ゆったりとした癒しの時間を過ごせる憩いの場所がありました。
この場所は明治24年頃まで厳島へ渡る渡船場として利用されていたそうです。明治18年には、明治天皇が厳島から広島市内へ向かう途中に上陸された場所で、「西幸記念碑」という記念碑が建てられています。知る人ぞ知る名所なのだそうです。
瀬戸内海を見渡しながらゆったりとした時間が流れるお散歩コースは、慌しい子育ての暮らしをリフレッシュさせてくれる要素が詰まっています。ぜひ暖かい日のお散歩に、子どもと一緒にゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか?
子どもも自分もつながる、そんな関係作りを応援します
今回の記事をもって「はつかいちくらしガイドマップ」に掲載するスポットの紹介は終了します!
全てを紹介できないほど廿日市市の魅力がたくさん詰まった私たちのマップが、人や場所とのつながりを求める子育て世代の手に届くことを願っています。
マップを製作したメンバーの中には、廿日市市に転入した頃に人とのつながりが無い人もいました。でも、マップ作りに関わったことで、子どもを介したつながりではなく自分自身の話ができる新しい人間関係を築くことができました。
人とのつながりは、自分自身の財産になると信じています。この記事を読んでくださった人が
「知らなかった場所に行ってみたい」
「新たな人間関係を持ってみたい」
などと、現在の暮らしがより豊かになる望みを少しでも持ってもらえたらうれしいです!
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