
vol.23 3泊4日の検査入院
◇2017年8月
増えていくてんかん発作を抑える方法を探るため、広島大学病院で検査入院をすることになった娘。今回の検査は大きく3つ、いずれも脳の画像を撮る検査で3泊4日の入院だった。
病院に着くと、娘と私2人の2泊3日分の大荷物を右腕に抱え、「だっこ!」と言って絶対に歩かない娘を左腕に抱っこしてよろよろと小児病棟の受付へ。
手続きが済むと、案内されたのは大部屋。いつもは検査内容の関係で個室入院だったので、初めての大部屋での入院だった。ベッドはそれぞれカーテンで仕切られているのでお隣のベッドの子は全く見えない。どんな子がいるのかドキドキ…。

落ち着く間もなく処置室に呼ばれ、採血と検査に必要な点滴用のルート確保。
娘はもともと血管が細く、朝は特に難しくてなかなか針が入らない。グサグサと何度も針を出し入れされても取れず、手の甲や腕に針を刺し直してはグサグサグサグサ…!
見ている私の方が痛そうで顔がゆがむ。(お願い早くー!)と心の中で叫びながら、どんな顔で耐えているのかと娘を見ると…まさかの、寝落ちしてる(!)
この頃は採血に慣れてきたのか注射で泣かなくなってはいたけれど…まさか刺されながら寝るとは。看護師さんがびっくりして、意識を失ったんじゃないか心配して血圧を測られたほど!(笑)
自閉症傾向のある子どもの、触覚や味覚の過敏性は聞くけれど、娘は過鈍性(?)があるらしく、痛みだけでなく温度などにも鈍感だった。転んですりむいても、頭をぶつけても全然泣かず心配なこともあったけれど、頻繁に注射をされる度に痛い思いをせずに済むのはとても助かった。
そうしてようやくルートが確保できて、いよいよ検査スタート…。
※このコラムは、西広島タイムス紙面に2019年から連載した内容を加筆・修正して掲載しています。
【 コラム作者 】
広島市在住の3児の母。
末娘が2歳のとき「結節性硬化症」という難病と診断される。
子どもの病気や障害と向き合いながら、子育てや仕事に毎日奮闘中。