
12月31日から広島県の自動車小売業や各種商品小売業、製鉄業など8業種の最低賃金(時間額)が最大27円引き上がります。県労働局は賃金引き上げに伴う「業務改善助成金」も併せて周知しています。
引き上げは、今年10月に899円となった「広島県最低賃金」より高い金額水準が必要とされている産業。業種・引き上げ額は表の通り。
最低賃金名 | 改定金額(時間額) | 引上額 |
広島県製鉄業、鋼材、銑鉄鋳物、可鍛鋳鉄製造業、その他の鉄鋼業 | 995円 | 25円 |
広島県建設用・建築用金属製品、その他の金属製品製造業 | 944円 | 21円 |
広島県はん用機械器具、生産用機械器具、業務用機械器具製造業 | 958円 | 23円 |
広島県電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業 | 924円 | 27円 |
広島県自動車・同附属品製造業 | 938円 | 23円 |
広島県船舶製造・修理業、舶用機関製造業 | 977円 | 20円 |
広島県各種商品小売業 | 903円 | 25円 |
広島県自動車小売業 | 930円 | 17円 |
※広島県各種商品小売業・・・ 衣・食・住にわたる商品を1つの店舗で小売りするもので、その性格上いずれが主な販売商品かが判断できない百貨店、総合スーパーのような事業を言います。また、コンビニエンスストア、食品スーパーのように、主として飲食料品を中心とした各種最寄り品を小売りする事業は、各種商品小売業に該当しません。
県労働局は、引き上げとともに「業務改善助成金」の利用も喚起。事業場内の最低賃金を一定額以上賃上げし、生産性向上を目的とした設備投資などを実施する企業を対象に最大600万円を助成。機械設備やコンサルティング導入、人材育成など対象費用を幅広く設定しています。

引き上げとともに助成金の活用も促す狭間室長
広島労働局は、賃金引き上げに応じない企業に指導することもあると言います。広島労働局労働基準部賃金室の狭間英樹室長は「引き上げ対象の8業種は、県の最低賃金899円では安価だと判断されている。企業には引き上げに伴い助成金を活用してもらえれば」と周知に力を入れています。
賃金引き上げや助成金、労働などに関する相談は、広島働き方改革推進支援センター➿ 0120-610-494。