広島市西区の広島工業大学高校(山口健治校長)横の河川敷沿いに、生徒らが丹精込めて育てた「皇帝ダリア」が満開を迎えています。
全長200mにわたり高さ5m近いピンク色の大輪が見下ろすように咲き誇り、道行く人の目を楽しませています。
広工大高では、2008(平成20)年に河川の清掃や緑化活動などする広島県アダプト制度(ラブリバー制度)の認定を受けました。
翌09(同21)年に地域住民から皇帝ダリア4株を譲り受けたのをきっかけに育て始め、支柱の設置や撤去、挿し木などして、今では100株以上にも増えています。
主に手入れをしたのは、華道や茶道、着物の着付けなど活動している日本文化部の園芸班1年生11人。毎週、雑草を抜くなどし、11月上旬から直径20㎝ほどの花が咲き始めたそうです。
1年生の宮本琴子さん、皆本ゆあんさん、梶田和子さんは、「遠くから見てもきれい。特に朝の登校時は、朝日に当たってきれいです」、「土手から見るとダリアの花と同じ視線で見ることができるので見てほしいです」とそれぞれ笑顔で魅力を話してくれます。
見頃は、11月末までだそうです。