「税に関する絵はがきコンクール」の入選作品が11月19日(金)まで、廿日市市のゆめタウン廿日市2階ユニクロ前特設会場に展示しています。
コンクールは、公益社団法人広島西南法人会女性部会(濱本まき子部会長)が、租税教育に関する広報の一環で、毎年、開催しています。
13回目の今年は、広島西南法人会のエリアでもある広島市佐伯区・廿日市市・大竹市の40校から作品を募り、23校から1463作品の応募がありました。審査した結果、50点の入選作品を選びました。
11月12日には、特設会場で表彰式があり、受賞した約30人が出席。広島西南法人会の岩根秀樹会長らが賞状を贈ると、子どもたちは席に戻りまじまじと見つめていました。
広島西南法人会会長賞は、広島市立美鈴が丘小学校6年生の宇田修梧君が受賞しました。
今年、東京オリンピックで話題になったピクトグラムがモチーフ。税金で使わている道路や福祉などのイラストを五輪同様、青色と白色で表現。「みんなの」「税で」「守る」「幸せな」「くらし」とメッセージを添えています。
宇田君は「ここまで良い賞を取れると思っていませんでした。入っても入選と思っていたので、会長賞を取れたと聞いたときはびっくりしました」と笑顔がこぼれていました。
廿日市税務署長賞は、同じく美鈴が丘小学校6年生の大谷一史君が射止めました。男の子と女の子の3人が、学校や公園、交番、道路などを思い浮かべる様子を表現。カラフルな色使いで「税金は幸せを創るものだ」と税の大切さを訴えています。
大谷君は「初めての出品で選ばれて、一生自慢できると思いました。受賞できると思ってなかったのでうれしいです」と目を細めていました。
コンクール作品の展示は11月22日(月)〜30日(火)、廿日市地方合同庁舎1階でも展示します。