西広島タイムス旗少年野球で五日市少年野球クラブ優勝
「第39回西広島タイムス旗少年野球新人戦大会」が10月10日、五日市港グラウンド(広島市佐伯区)でありました。
5年生以下の新チームが争い来季を占う重要な大会。今年は、佐伯区をはじめ西区と岩国市の招待チームを加えた8チームが出場しました。
予選ブロックは、8チームが2ブロックに分かれ、1チーム2試合戦う白熱した戦い。
ブロック1位となった地元五日市少年野球クラブと天満ドリームスが、決勝戦で真紅の優勝旗を懸け激突しました。
主導権を握ったのは、五日市。1回表、日々野直倫(4年)が盗塁し先制の好機をつくると、岩崎潤(5年)の二塁打で先制点を挙げました。
さらに満塁のチャンスで岡田龍馬(3年)がタイムリー安打。内野ゴロで1点を追加し、計3点を入れ流れをつかみました。
1回裏に1点を返された五日市。2回表に清水隆雅(5年)が安打と盗塁など好機をつくると、相手のミスなどで再び3点を入れ突き放しました。
2点を入れられ3点差になりましたが、4回表に岡田の適時打で駄目押し。
最終回、マウンドに立った清水が、最後の打者をセンターフライに打ち取ると、選手同様、ベンチも歓喜に沸き立ちました。
新チームになり初めての大会で幸先良く優勝した五日市。
河野和彦監督は「(予選ブロック)1、2試合目とも無失点で決勝に進んだのが大きかった。全体的には失点の少なかったのが良かった。昨年は準優勝だったので今年は優勝でき、選手は自信がついたのでは」と喜びつつも、サインミスが多かったため改めて気を引き締めていました。
3位は、昨年覇者のスポーツ少年団五日市南クラブを破った岩国EASTWINDSクラブ(山口県)が入りました。