廿日市市で7日から15歳〜59歳のワクチン接種、12歳〜14歳は16日から個別接種で
廿日市市が15歳〜59歳のワクチン接種予約受け付けを8月3日から始めた。会場となるグローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリーは8月7日(土)から接種開始。広島生活習慣病・がん健診センター大野は10日(火)から。12歳〜14歳については、個別接種のみ。市内の約70医療機関で8月16日(月)から実施する。
同サンチェリーは、15歳〜高齢者が対象。7日以降、毎週土・日曜日に大規模集団接種の会場として開設する。接種規模は一日1000人ほど。
同健診センター大野は、10日(火)と、16日(月)以降の毎週月・火・金曜日を接種会場にする。対象者はサンチェリーと同様、15歳以上。一日500人規模で受け付ける。
各医療機関での個別接種は原則、12歳〜14歳と基礎疾患者を優先する。各自で希望する医療機関に予約する必要がある。
広島県では、県民が県内全市町村で接種できる「広域接種」が始まっている。廿日市市では、8月16日(月)から市外の人を個別接種の医療機関で受け入れを開始する。市外の人の接種人数が増えても市民のワクチン量が減らないよう調整されるという。廿日市市民も同様に、他市町村での接種が可能。12歳〜64歳は、市内の接種開始日と同日から。高齢者はすでに始まっている。接種会場や予約方法などは、各市町村が定めている。
同市によると、10月末時点の市民12歳〜64歳の2回接種割合は、現在のワクチン供給ペースだと4割と想定。同市健康推進課の田村恭弘課長は「ワクチン供給量の増加を見越し、接種を早めることができるよう態勢はすでに整えている。あとはワクチンの供給量次第」と話している。
問合は、同市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター☎︎ 0120-528-529。