男子バスケットボールBリーグ・広島ドラゴンフライズが5月28日、朝山正悟選手と2021-22シーズンの契約に合意したことを発表した。
朝山選手は40歳。身長192cm、体重88kgで、ポジションはシューティングガード/スモールフォワード。3ポイントシュートが得意で、昨シーズンの成功率40.1%はチームトップ。
朝山選手は会見で「40歳という一つの節目に、またバスケットに打ち込める、勝負の舞台に立てるというのは率直にうれしい。支えてくれたみなさんに感謝の気持ちでいっぱい」と、契約を無事に終えほっとした様子だった。「コートに立つ以上は年齢関係なく勝負をしていきたい。一方で、このチームの成長、伸びしろを考えたときに、ベテランの僕にしかできないものを来シーズンもしっかりと追求する」と意気込みを語った。
2015年に広島に入団し、7年目のシーズンを迎えることになる。「広島を愛する気持ちはだれにも負けない」と話す朝山選手。移籍の選択肢はなかったという。「僕自身はこのチームで終えたい、やり切りたい、成し遂げたいと思っている。B1のチャンピオンシップのあの光景、雰囲気、激しい試合を広島のファンの人たちに観てもらいたい。できるなら自分がそのコートに立っていたい」。高い向上心から生まれるプレーは、来シーズンもファンを魅了しそうだ。