福留ハムの工場見学！いつものウインナー、どう作られてる？

〈紙面連動記事〉

　広島県民には「花ソーセージ」でおなじみの福留ハム（西区草津港）。主力製品を製造する広島工場（安佐北区）では、製造過程の見学や、ウインナーの体験教室が開催されています。

福留ハムの工場見学はここから入ります！右の壁にある絵は、ドイツのノイシュバンシュタイン城。福留ハム創業者がウインナーの本場・ドイツにある街道「ロマンティック街道」で旅をしていたことから貼ってあります。

工場見学は、商品のウインナーが実際に作られている工程を、見学コースからみることができます。

コースから見えるのは、肉のかたまりがミンチとなり、腸詰め〜燻製〜パッケージされる流れ。スーパーでよくみるウインナーのパッケージが大きな束で置かれていて、それがウインナーの包装になっていく様子や、とんでもないスピードと正確さで職人がウインナーを仕上げていくのが見れます。

作業場に入ることはできませんが、見学コースからよく見えますし、工場の中はウインナーを燻製するいい匂いがしています！

見学の最後には、試食や商品の販売タイムも！見学で気になった商品を買えるチャンスです。

体験教室では、ミンチの味付けから、こね作業、腸詰め、ボイル、そして試食を楽しめます。

写真の通り、ウインナーを作る工程は2人1組、もしくは3人1組で体験をします。いつも食べるウインナーはすでに加熱調理まで終わっているので、こねるところから自分で行うのは、とても新鮮でした。

最後に、工場長の門田宏さんが「品質を保持するには、骨や毛の混入などが絶対にないよう、X線で映らない箇所まで厳しく見ることが必要。常に気が抜けない、簡単ではない仕事です」と話されていました。

身近な食品の裏側にある丁寧な仕事に、思わず感心してしまいました。

工場見学や体験教室は完全予約制。希望の２か月前から１週間前まで、予約を受付ます。申し込み方法は、公式HPの申込みフォームか、電話にて（電話の受付時間は平日の10時から13時まで）。電話:082-818-1186。

また、7,8,11,12月は繁忙期の為工場見学を実施しておりません。ご了承ください。

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