夏休みが始まり、「片付け」や「ご飯作り」、「生活リズム」など様々な課題を抱えているご家庭も多いと思います。特に片付けは、自宅で過ごす時間が増えることで頻繁に行わなければならなくなり、ストレスを感じる方も多いですよね。今回は、起業後10年間で4000世帯以上の家庭を支援を支援してきた“お片付けのプロ”みくろママ(上山広美さん)に片付けの方法を聞いてみました。
お片付けのプロの「思考法」
みくろママが提案する片付け方法の一つが「ホームワークビンゴ」です。
手伝いや片付けでビンゴ用紙を作り、達成したらアイスなどの小さな“ご褒美”をもらえる、というもの。ゲーム形式なので、楽しく達成感を得られます。成功体験を少しずつ重ねることで自己肯定感を上げることにもつながり、また毎年やっていると「あのときできなかったことが、今ではできるようになった」という発見にもなります。
みくろママが提案する片付け方法の一つが「ホームワークビンゴ」です。
手伝いや片付けでビンゴ用紙を作り、達成したらアイスなどの小さな“ご褒美”をもらえる、というもの。ゲーム形式なので、楽しく達成感を得られます。成功体験を少しずつ重ねることで自己肯定感を上げることにもつながり、また毎年やっていると「あのときできなかったことが、今ではできるようになった」という発見にもなります。
もう一つが「ゴミ分別ビンゴ」。古くなった物を、何ゴミに分別するかを学びながら楽しめるビンゴゲームです。大人でも、ゴミの分別や収集頻度は正確に知らないことも多く、子どもと一緒に分別ルールを調べる良い機会になります。また、SDGsの「つくる責任・つかう責任」にも関連しているので、夏休みの自由研究としても適しています。家庭もきれいになり、宿題も片付けられる一石二鳥の方法です。
子どもは片付けをするときに「物を捨てられるのではないか」という恐怖を感じます。そのため、みくろママは初めて会う子どもには「何のおもちゃが好きなの?」や「お部屋がきれいになったらお友達呼べるね」といった声掛けをして、「好きなもの」を教えてもらうそう。話しているうちに、自然と物と向き合う準備ができ、あまり使っていなかったものや必要のないものに気づくことができます。
また、片付けで大切なのは、物を無理に捨てさせることではなく、使う頻度に応じて「1軍・2軍・3軍」に分けることだとも教えていただきました。分けることで、子どもは自然と「選ぶ力」を身につけることができます。
お道具箱ワークショップ
イベント「お道具箱の整理ワークショップ」が8月10日(土)、おりづるタワー10階(エソール広島)で開催されます。みくろママのお片付けを実践形式で学びたい!という人向けのイベントで、子どもが実際に使っているお道具箱の整理の方法がわかります。また、このお片付けをもとにした新聞作りも行うので、夏休みの自由研究にもなりますよ。
「お手伝いが学べる」キッズスペースも完備!小さなお子様連れでも安心してご参加いただけます。お子さんと一緒にご参加してみてはいかがでしょうか?
ことば屋おかもと
岡本優華(おかもと ゆうか)
岡山県出身。1990年6月29日生まれ、2児の母。就職のため11年前廿日市市を訪れ、広告会社で6年半勤務。現在はフリーライター兼パート。廿日市市でカフェやお店を回ることが好き。好きな場所は妹背の滝。
※当サイトの掲載内容は、取材または公開したときの情報に基づいています。
美心家塾×エソール広島 共同企画 「お道具箱の整理ワークショップ」 | |
開催日 | 8月10日(土) 10:00〜12:00 |
持参物 | お道具箱(中身も)・ふでばこ(中身も) ・ハサミ・セロハンテープ ・マジック・飲み物 |
場所 | おりづるタワー 10階 エソール広島 |
対象 | 小学1〜6年生 |
参加費 | 300円 |