サンフレここだけ話 vol.19
みなさん、こんにちは。
サンフレッチェ広島サッカースクールコーチの渡辺康則です。
今回は「子どもがネガティブ思考のときの声掛け法」というテーマについてお話しさせていただきます。
ネガティブ思考って悪いこと?
まず、どんな人でも不安になることってありますよね?「うまくいくかな?」「失敗したらどうしよう、、、」大人でもこのような感情になる人はいるはずです。
子どもたちも、プレーしていれば同じ感情を抱くことがあります。もしくは、プレー前から「どうせうまくいかない」「僕には無理だ」と、ネガティブな思考を持つ子もいます。
そんな不安を抱いている子どもたちに、「そんなメンタルではダメだ‼︎」とか「だからうまくならないんだ」などと感情的に叱り付けていませんか?
ネガティブな思考は悪いことでしょうか?これからの子どもたちの成長を考えたとき、私はこのような経験も必要だと思っています。
成功や失敗にかかわらず、挑戦したことを褒めよう
初めてやることや経験が浅いことに、緊張したり不安になったりすることは当たり前です。大人でも緊張しますよね?経験がないと不安になりませんか?私にもそのような経験があります。
子どもたちが不安や緊張の中にいるとき、背中を押してあげ、成功しても失敗してもチャレンジしたことを褒めてみてください。褒めることで子どもたちに自信をつけさせモチベーションをアップさせてあげることが、まずは重要です。そして、今後の成長や思考力を付けていくために、どうやったらうまくいくか考えさせ、必要であればアドバイスしましょう。
何より大切なのは、日頃からさまざまなことに挑戦する子どもたちの姿を認めてあげること、「失敗してもいいんだよ」とチャレンジしやすい雰囲気をつくってあげることです。
「自分の意志で思い切り挑戦する」。
そんな子どもたちの姿を思い切り応援していく大人でありたいと、いつも心掛けています。
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1986年生まれ。竹原市立竹原西小学校→竹原中学校→如水館高校。指導チームはサンフレッチェ広島サッカースクール→サンフレッチェ広島F.Cジュニアコーチ→サンフレッチェ広島F.Cジュニア監督。現在、スクールリーダー兼ジュニアアドバイザー。
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写真提供:サンフレッチェ広島