ライター/光井 祐子
JR山陽本線向洋駅から北方面へ車で5分ほど進んだ小高い山の上に、複合遊具やグラウンドが備わる広大な「チェリーゴード空城パーク(空城山公園)」があります。「冒険の森」と名付けられた山道の中で、アスレチックも楽しむことができるおすすめの公園です。
低年齢でも遊びやすいカラフルな複合遊具
カラフルな複合遊具には、滑り台が5つ備わっています。一番高い位置から降りる滑り台をはじめ、どれも勾配が緩やかで距離が短め。未就学児にとっても、滑るスピードに驚くことなく遊びやすい複合遊具です。
階段を登ればすぐ滑り台にたどり着ける構造も、未就学児が遊びやすいポイント。迷路のようになって、一度階段を登ると降りにくくなるような遊具ではなく、シンプルな仕組みで作られています。
段差を登ったり網を跨いだりして遊びながらバランス感覚を養うことができそうな遊具は、歩き始めの幼児にも最適。年齢問わず多くの子どもが楽しめる優しい工夫を感じます。
タコの形をしたコンクリート造の遊具は、四方八方に伸びる足が滑り台になっています。トンネルは秘密基地のような気分を味わえます。ただ、滑り台には階段がなく、付いているのははしごを登るような金具の段差。これを登ることのできる子どもでないと遊ぶのは難しそうでした。タコの遊具の隣りには砂場もあります。
複合遊具の隣りには「エクササイト」という、スポーツ医学分野の専門家のアドバイスを元に開発されたフィットネスシステムが設置されています。体力レベルに応じて「何回ストレッチを行うと良い」などと説明された案内板があるので、大人も楽しむことができます。
まるで忍者修行⁉︎自然のアスレチックで遊ぼう
遊具から離れて遊歩道を歩くと「冒険の森」という木製のアスレチックエリアに到着。森の中を冒険するようにでこぼこ道を進み、どんなアスレチックがあるのかワクワクしながらお散歩できます。
山の斜面にはバランス感覚を養う平均台、はしごを登るように手足を使う階段のようなアスレチックがあり、子どもたちは忍者修行をする感覚!ぶら下がっている5つのタイヤをくぐったり、ターザンロープをしたりと、全14種類のアスレチックが用意されています。
広いグラウンドもあり、バスケットゴールも1ヶ所設けられています。子どもから大人まで、多世代が楽しめる機能を兼ね備えたチェリーゴード空城パーク、とてもおすすめです!
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