廿日市市が5歳〜11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスワクチン接種を2022年3月から始めます。医療機関による個別接種を3月5日(土)から接種開始し、集団接種は3月19日(土)に1回目、三週間後の4月9日(土)に2回目を実施。予約は個別・集団どちらも3月1日(火)から受け付けます。
5歳〜11歳のワクチン接種は、ファイザー社の小児用ワクチンを使用。接種回数は2回で、1回目と2回目は通常三週間空けることになっています。廿日市市の接種対象は、令和4年2月1日現在で約7500人。対象者には3月1日までに接種権が送付されます。
14医療機関で個別接種
ゆめタウン廿日市で集団接種
個別接種は、一週間で300回前後の接種を想定。接種ができる医療機関は、小児科を中心とする市内14機関。毎週木曜日・金曜日・土曜日・日曜日を接種日とし、各医療機関が持ち回りで対応。14医療機関は廿日市市のホームページに近々掲載するそうです。
集団接種は、ゆめタウン廿日市2階の市民ホールが会場。3月19日(土)・4月9日(土)どちらも午後3時〜7時。両日の接種を1セットとし、100人に接種する予定です。
5歳〜11歳の接種期間は9月末を予定。状況を踏まえながら接種日などを定めていくそうです。
予約窓口は統一
予約窓口は、個別・集団接種どちらも廿日市市が設けているコールセンター、または特設サイトに統一。3月1日午前8時半から予約を受け付けます。基礎疾患などがある場合は、かかりつけ医へ相談を促しています。
第6波感染が7割以上
廿日市市によると、市内の感染者は累計2584人(2月17日付公表分)。うち第6波(2021年12月30日〜2022年2月17日現在)の感染者は1882人で全体の7割を超しています。10歳以下は同じ期間で274人と、第6波感染者の14.6%を占め、2022年1月中旬には1日当たり20人以上の感染が確認されています。
大人が感染予防を
5歳〜11歳のワクチン接種については「接種を受けるよう努めなければならない」という「努力義務」が適用されません。廿日市市健康推進課新型コロナウイルスワクチン接種担当の佐川智弘事業調整監は「他の自治体の傾向を見ると「様子見」とする保護者も少なくない。子どもたちに感染させないためにも、保護者がマスク着用やアルコール消毒などの感染予防を徹底してほしい」と話しています。
廿日市市小児ワクチン接種予約 |
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廿日市市コールセンター |
0120-528-529 (平日8時半〜17時) |
特設サイト |