西広島沿線散歩<草津編>

広島市西区草津地区は、千年以上の歴史を誇り、神社仏閣が多く点在しています。かつて港町としても栄え、かまぼこやがんすなど練り物作りが盛んになり名物となっています。西国街道から一歩入ると、路地があり古き良きまち並みが残っています。 浄教寺の臥龍松 その名のごとく地上に伏した龍が今にも飛び出しそうな枝振り。樹齢約300年のクロマツで長さ約20mを誇ります。日本の樹医の第一人者でもある故・山野忠彦氏がその姿から「臥龍松」と評し、「全国でも最長級」と言ったといわれています。 かまぼこ 草津は、かまぼこ店が点在します。昭和の初めには、70軒ほどのかまぼこ屋があったそうですが、現在は7軒ほど。線路沿いにある坂井屋は、創業100年以上の老舗。魚のさ…