交差点に敷かれた引き扉のレール。私たちの生活を守る大切なものの名残だった。 廿日市市役所とゆめタウン廿日市の間にある廿日市市役所南交差点。多くの自動車やトラックが行き交うその交差点に、不自然なレールがあるのをご存知でしょうか?引き扉のレールのようですが、もし扉が閉まったら車は通ることができません。なぜ、このような場所にレールがあるのでしょうか? レールの正体は、役目を終えた防潮扉 昔、同交差点の南側は、道ではなく海に面していました。台風や高潮の被害を防ぐため、1996(平成8)年に設けられたのがこの「廿日市−19」防潮扉です。 広島県港湾振興事務所の港営課の田島勇係長によると、廿日市-19の長さは22m、高さは1m。台風の上陸や高潮…
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