「高次脳機能障がいを知ってほしい」。障がいと共存する半生を出版。広島市在住のMI•HO•KOさん

留学先の地を踏んだわずが16日後に交通事故にあい、生死をさまよったMI•HO•KOさん(広島県在住)。希望に満ち溢れた25歳の夢は打ち砕かれ、残ったのはさまざまな後遺症でした。 右目の斜視、気管切開後の傷跡、高次脳機能障がい…。 「命があって良かった」という“きれいごと”では済まない22年間。助かった命を投げ捨てたくなるような日々を、夫や家族、友人の支えを受けながら歩んできました。 いま、心に芽生えている思いとはー。 高次脳機能障がいを抱えて 「事故では死者も出ました。後部座席にいた私は衝撃で車外に放り出され、頭を強く打ち意識不明で病院に運ばれました」(MI•HO•KOさん)。 事故直後のMI•HO•KOさん(本人提供) 手術と治療…